CTとはComputed Tomographyの略で、X線の断層撮影を特殊なセンサーを用いることで連続的におこない、これをコンピューター解析により重ねることで、身体を立体的にとらえることのできる装置のことです。
今まで断面（2次元）でしかとらえることのできなかった歯や顎の形、炎症などの広がりを立体的（3次元）でとらえることができ、より正確で安全な歯科治療の役に立ちます。

歯科用CTはその撮影範囲を必要最小限に絞ることにより、また最新のコンピューター画像技術をもちいることにより、医科用CTの約1/8～1/50のX線被ばく量で鮮明な立体画像が得られます。

セレックとは医療先進国のドイツで生まれ、お口の中を3Dで撮影して、セラミックをコンピューター制御によって詰め物の形に削りだす歯科医療機器のことです。
歯型を取る必要がなく、コンピューターが自動で作製するので、症例にもよりますが、その日に装着することが可能です。
治療期間が非常に短く、歯の健康は長く維持してくれる最新の治療です。

当院ではマウスピース矯正（インビザライン）を取り扱っています。
通常は粘土のような印象材を口に入れて固め、歯型を採取していましたが、アイテロの導入により、患者さまのお口に口腔内カメラを入れてスキャンするだけで歯型を取ることができます。
患者さまへの負担も少なく、精度の高い型取りが可能です。

むし歯の有無や歯周病のチェックを行い、患者さまにわかりやすい説明をするためのツールとして、検査結果の確認や治療の内容などをわかりやすく提示できるソフトを導入しています。
このソフトを用いてカウンセリングをすることによってご自身の今のお口の状態を把握することができ、予防に対する意識を高めることができます。